がんばったこと

「がんばったこと」
というテーマで作文を書いています。
昨日の中日文化センター。
また、言葉の森、3.1週課題にもありますね(6年生)

何にもがんばってないなあ…
なんて声も最初にあがったりしました。
高学年になると、「がんばる」ってどういうことなのかな?  本当に自分はがんばったと言えるのかな?  と深く考える子もいます。

私からすれば、生きてる、学校行ってるってだけで子どもたちは十分がんばってますし
人と比べることじゃないんですが

「がんばった」は、
「はじめて挑戦したこと」や、「続けていること」
また、「誰かに褒めてもらえたこと」を先に思い出して、そこから考えてみることもできるかなあ、と話したら

「『◯◯さんは、毎朝のあいさつがいいね』って、担任ではない先生に褒めてもらえたこと」

を教えてくれた子がいました。
あいさつは元気に大きな声でしようと決めて続けているのだそうです。そのことを書いていい?  と。

もちろん!
ああ、素敵な先生がいるんだなあ。
私の中でほのかな感動が。

こうして作文に書くことで、自分って結構すごいんだ、と認められる瞬間を増やしていきたいな。

写真は、某大学に伺ったときのもの。
学校の先生を目指している大学生さんたちへの集団授業。
もう一回大学に行く日があるので
昨日の、あいさつをさりげなく褒めてもらえた子のお話、どこかのタイミングでしてみよう。

さて、この一年で、我ながらがんばったなあ、がんばってるなあ、と、
自分で自分を認められることはありましたか。
振り返る3月。

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