11/4(日)志段味地区会館作文展示のお知らせ & 読書アドバイザー書評講座にて
立て続けに3記事目アップ(^^;;
11/4(日)に、志段味地区会館さんにて恒例の、秋の作品展があります。ことばの窓の教室生作文を展示させていただくのは、もう6回目くらいでしょうか。いつもありがとうございます。
一生懸命書いた作文、イラストや写真を貼ってより自分らしく仕上げた力作も揃っています。
お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
話少し変わって、先日の読書アドバイザー講座で書評の課題が出され、提出必須ではなかったのですが、せっかくなので私も四苦八苦しながら仕上げました。毒舌&辛口書評家の豊崎由美さんが講師を務められ、提出された書評をバッサリ斬ってくださいました(笑)
豊崎先生によると、5点中3点で「まあまあ書けている」らしいです。4点がもらえると「媒体に載せてもいい書評」5点の書評は「私(豊崎先生)が悔しくなる」書評とのこと。
提出された18名のうち、私の書評も何とか取り上げてもらえました…ほっ(限られた時間内で全員をとりあげるのが難しいため、生徒全員からの投票で上位のみ何とかコメントがもらえたためです。)
前置きが長いですが、その私が書いた書評をこの地区会館の展示会で出そうと思います。(^^;;
えーと、豊崎先生にもらえた点数は3点でした(^^ゞ
課題図書3冊ありましたが、そのなかで『地球にちりばめられて』(多和田葉子)を選びました。
普段の自分なら絶対手に取らないジャンルの本だったので、とても興味深く読めました。続編も出るらしいよ。楽しみだな。
やはり、自分が生徒にならないとだめですね。偉そうに読書感想文を教えていても、自分が書くとなるとかなり頭をひねりました。時間が全然なかったので結局一日でやってしまったのですが…雑!
ただ、私が読書感想文指導で大切にしていること。「この本を読んでいない人にも伝わるように」というポイントは、書評を書く上でも大事とのこと。
豊崎先生曰く、「読書感想文と書評との違いは、感想文は読む人にあらすじが伝わらなくても好き勝手考察や感想を書いてよいが、書評は読んでいない人にも(ネタバレのないよう気遣いながら)どんな話か正確にあらすじをとらえ、伝わるように書くことが大事」と。
力量のある書評は、あらすじだけで「本が読みたくなる」そうです!
ただ、あらすじが全くなくても、読む人の立場に立って書き、「読みたい!」と思わせたのであればそれでよいと。なるほど。
×なのは、読解が浅かったり、あらすじの説明が下手だったりすること、また論理性が伴っていないことだそう。また、知識の披露、自分の思考の押し付けも×。客観性も大事なんですよね。
私は読書感想文指導でも、できるだけ「はて?? この登場人物はいつから出てきた?」とか、「なぜこう考えたのか根拠はどこに?」など、と「読む人」が首をひねらないよう、筋道だった内容を書くよう伝えています。その方が将来の実力になるからであって、決して書評を意識していたわけではないのですが、結果的には書評を教えていたことになるのかもしれません。
書評を書くためには3度読む。一度目は本に線を引きながら精読。二度目は線を引いたところを中心に粗読。三度目はメモを取りながら読む。これも私がおすすめしている読書感想文の準備のやり方に似ています。
と言いながらも豊崎先生に4点、5点がもらえるような鋭い考察や表現があるわけではなく…また、読書アドバイザー志望の皆さんは出版社勤務、書店員さん、図書館司書さんその他、私以上に本についてよく知り、書評を書きなれている方も多くいらして皆さんの文章に感心しましたし、ブックトークなどでも打ちのめされ凹みました(^_^;)。
もっと書評習いたいなあ、と中日文化センターの豊崎先生の書評講座を眺めている状況です。スケジュールがなかなか合わなくて思案中。
ちなみに、次も書評課題があります。今回は永江朗先生が講師の書評講座。選ぶ本は自由、というのにプレッシャーも感じます。1か月位かけてじっくり選書し、書いていこう。
えー、もし私の書評も読んでみたいな、という人は(いないか(^^;;)11/4(日)10:00~15:30 志段味地区会館さんへGO! (私は不在であります)
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