作文を教えるという仕事
現在、言葉の森「森林プロジェクト」の作文講師資格取得講座について、料金改定の案内が出ています。→ 料金改定前の受講申し込みは9月20日〆切り だそうです。
愛知は作文重視の入試を行う中学高校は少ないのもあるからか、作文は珍しい習い事に入るのかもしれません。
読書感想文講座の時期はお問い合わせが増えますが、
そもそも本を読む習慣、深く考える習慣の乏しい子に、書き方のテクニックを数時間教えたからといって、また身に付けたとしても、
すぐに作文がうまくなるわけがない。
真の実力がつくには時間がかかります。
文章はそのうち書けるようになる、本もそのうち読むようになる…そんな呑気なことを言ってられる時代はもう、過ぎています。
国語はもちろん、この先入試でも、社会に出てからも求められる「言葉の力」はどこで身につけるのでしょうか?
人生の壁にぶち当たったとき、自分自身に、また大切な人に、時には嫌な相手にも、伝えたり、寄り添ったり、反論したりできる言葉の力は、学校生活の中だけで十分に育むことができるのでしょうか。
お子さんとのLINEの会話、普段の会話、スマホとの付き合い方、見直してみてください。
読書ボランティアに伺って感じるのも、高学年になるに従って子どもたちは本を手に取らなくなること。「読むのが面倒くさい」と。
(一部いる「読書家」の子との語彙力、思考力の差がどんどん開いていきます)
心配です。
将来騙されたりしないだろうか…
面倒だから説明書や契約書読まなかったとか、専門家に任せちゃってた、とか、ユーチューバーがそう言ってたし〜なんて呟き発信に勤しんでる間に
思考停止に陥って、下手すると人生狂います。これは極論かもしれませんが。
調査では、高校生の読書離れが特に顕著だそうです。
話がやっと戻ります。
言葉の森教材を用いた作文指導を通じ子どもたちの言葉の力を育む仲間が
愛知県にももっと増えたらいいのになと思います。
私も作文指導のプロフェッショナルではありませんでした。今も日々勉強しながらやっております。
偉い塾の先生でもないし、うーん。
活字好きでおせっかいな地域のおばちゃんかしら。
そして…
決して特別子ども好きなわけでもない。
なのに⁉︎
生徒さんはみんな大好きです。自分でも不思議。
うちの作文教室に来てくれる子は、みな根は優しくて真面目で、頑張り屋さんです。
作文の書き方がわからなかったり、過去に評価、批判されたりしたせいで、「苦手」と思い込んでることが殆どです。
読書量を増やし、音読暗唱で語彙力を増やし、基本構成や項目を頭に叩き込む、体で吸収していくことで
個人のペースはあれど必ず伸びていきます。
自己肯定感を高める声かけをしながらその成長のお手伝いができる、やりがいある仕事です。
仲間ができたら、愛知で読書作文ミーティングしたいですね。
(一昨日、日進市の先生とお会いして作文トークしました! 話は尽きませんでしたね。I先生、ありがとうございます。)
長くなりましたが、作文指導のお仕事に少しでも興味がある方は、言葉の森ホームページを覗いてみてくださいね。
もちろん、作文を習いたい方も!
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